仙崎の街、角館、大沼公園

雑記

10/23は、仙崎寄港。午前中のツアーで元乃隅神社に行く。崖に向かって123本の赤い鳥居が連なっている神社だ。アメリカCNNで日本の最も美しい場所31選に選ばれたとのこと。ただ見た目はきれいだが、神社としてはそんなに歴史がない。それよりも、崖からの日本海の風景はなかなかのものがあった。荒れた波が近くの大きな岩に当たり、波しぶきの上がる様は、さすが日本海だなと思わせた。千畳敷なども観て、ツアーが終わり仙崎港に戻る。

午後は仙崎の街を歩く。港から少し行くと仙崎駅があり、そこが想定外の拾い物というか、とても趣があり良かった。無人駅であり、ホームに出たが、単線の伸びている様が渋い。線路わきはいい感じに草が生えていて、ホームに隣接する家の窓からおばあさんがこっちを見ている。話かけたらニッコリして「何もないところですよ」と答えてくれた。また駅の構内の古びた感じが抜群で、ちょっと暗いところも良い。入って左手のところが、大津あきらのメモリアル館になっていた。大津あきら…..なんか作詞の人だと思って中に入ったが、そうだそうだ「心の色」中村雅俊の。そして高橋真梨子の「for you」。近藤正彦の「夕焼けの歌」。堺正章の「二十三夜」。その作詞者だ。ここの出身だったんだ。この街の目玉は、詩人の金子みすゞ。駅の正面から延びる道は「みすゞ通り」という名前になっている。ずっと行くと「金子みすゞ記念館」が右手にあるのだが、その途中に大津あきらの生家があった。ごくごく普通の家。しかし今まで知らなかった何でもない街に、けっこうドラマが隠れているのだなと思った。そのあと定番の「金子みすゞ記念館」に行き、港の方に戻り、近くの店で遅い昼食の海鮮三色丼を食べ(とても美味かったよ)、船に戻った。

10/24は終日航海のあと、10/25は秋田に入り、ツアーで角館へ行く。有名なところだが「初角館」である。生憎の雨だったが、ほんの小降りでかえって風情があった。武家屋敷を連なる道が広々としていて、観光客もそれほどいなくて、ゆったり見て歩くことが出来た。途中のお店がいろいろ魅力的なものが多く、工芸品や食べ物をついたくさん買ってしまった。紅葉はまだ先のようだったが、多少色づき始めており、本格的に色づいたら凄いなと思わせる樹々だった。あと、桜の時季もいいだろうな。

10/26は、函館寄港。前日も寒かったが、その日は冬の到来を感じさせる寒さだった。ただ陽が上がるにつれて、それほどでもなくなってはいた。10時のゆっくりしたスタートで、大沼公園へ行く。数年前行った時にすごく気に入った場所だ。その前にきじひき高原パノラマ展望台に行き風景を堪能。遠く駒ヶ岳が見え、その手前に大沼、小沼。右手のほうに視線をやると、函館山も見える。大沼公園では遊覧船に乗る。数年前も確か同じのに乗ったな。駒ヶ岳が雲一つなくあざやかに見えて、また紅葉が真っ盛りで、船を降りてからの散策で紅葉狩を楽しんだ。昔来た時もそうだったが、この森の中の散策が、とても落ち着いた気持ちにさせまた来たいと思ってしまう。一週間ぐらい、散歩と読書だけで、のんびりしたいな。

船に戻ってから、近くの函館市場をぶらついて、その日は終わり。結構歩いて疲れた(笑)。

 

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