種子島、軍艦島、長崎

10/20は、種子島上陸。種子島といえば宇宙ロケット。ちょうど20日の午前4時41分、K3ロケット10号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた。残念ながらその時間は完璧に寝ていた。船上から見ようと思えば見られたわけで、身近にみられるこんなチャンスを逃して少し後悔。

当日は、ロケット発射場が臨める恵美之江展望公園へ行ったのだが、なんせ距離が遠い。聞くところによると半径3km以内には立ち入ることが出来ないということ。その公園も発射台から3.3kmの距離らしい。小さく発射台が見え、今朝打ち上げられた発射台も残っていた。

そこよりは、その前に行った種子島マングローブパークが良かったな。マングローブを見るのは初めてで、種子島のマングローブは小さいそうだが、びっしり群生している中を散策するのは気持ちが良かった。バックの山の緑とも相性がバッチリ。そして静か。そこを川が流れているのだが、カヌーが置いてあって、マングローブの脇をカヌーで進むなんて気持ち良いだろうなと思った。そのあと鉄砲館を見学してお昼に船に戻った。

翌日は五島列島をクルージング。瀬戸内を通った時と同様、島の近くを航行している。太平洋を航行するときの、果てしなく続く海を見るのも楽しいが、やはり近くに島があると落ち着く。島の無い永遠に続く海を見ていると、なにか人間の根本的なものを感じる。自分の身体や心が海に同化していくような。生と死の捉え方のヒントみたいな。反対に島が近くにあると現実を感じる。いろんな島を通り過ぎたが、無人島みたいなのも多数あったな。500mぐらいの長さの島になると、建物や灯台があったりして、海岸沿いの道路には電柱が並んでいるのが見える。こんなところにも人間の生活があるんだなと、当たり前ながら感心する。

10/22は、軍艦島周遊のツアーで長崎から小さな船に乗り込む。当初は軍艦島上陸のツアーだっが、当日の波が高く、急遽島を回遊するコースに変更になった。実はそのおかげでそのコースのキャンセル者が出て、キャンセル待ちのこちらにお鉢が回ってきたわけだ。上陸は出来なかったものの、かなり島に近づいてくれて、廃墟と化した建物をしっかり見ることが出来た。石炭採掘をしていた当時は五千人ほどの人が住んでいて、それこそ学校や病院や飲み屋等、狭い島の中で生活に必要なものが全て揃っていた。ものすごく特異な実験的な環境だったと思うが、それはそれで考えてみる価値のある文化が存在したのだと思う。軍艦島を眺めている間、そこに人が住んでいる姿を想像していた。

下船したのがお昼で、近くの四海楼という中華料理屋に、目的のチャンポン·皿うどんを食べに行く。なんかチャンポンと皿うどんの発祥の地ということで長蛇の列。修学旅行生もいたな。私は、通常は「並ぶ」という行為は基本的にしないのだが、今回逃すと、もう二度とこの店には来ないなという思いもあり一時間並ぶ。席に着いたのだが、店の雰囲気は、天井も高く広々としていて気持ちが良い。前面がガラス張りで海も見え、乗ってきた飛鳥Ⅱも大きく見えて眺望も素晴らしい。注文したのは、生ビールとつまみのタコの酢の物、ハトシ、皿うどんとチャンポン。ハトシを食べるのは久し振り。一時期とても気に入って取り寄せて食べていた。生ビールに合うんだよなむ。皿うどんとチャンポンは意外に味がそんなに濃くなく、どちらも野菜たっぷりで美味しかった。実は長崎でチャンポンを食べるのは生涯で三度目で、過去の二回は中華街の店で食べた。その時も美味しかったが、今回もとても美味しかった。

そのあと街をぶらついて船に戻る。なかなか楽しかったな。

 

 

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