高知、屋久島

雑記

4/13は会社時代の同期会。残っている東京の面々が集まったが、総勢9名。名古屋一人、大阪一人、新潟一人が加わってだが、よくぞ集まったという感覚だ。入社当時は50数名いた同期だが、結局最後まで会社に残ったのは半分いるかいないか。ほぼ全員退職となった今、全国に散らばっていると思うが、だいたい同期会に来るメンバーは決まっていて、大阪地区が4名ぐらい。名古屋地区が5~10名。東京地区は通常5名ぐらいだが、今回は特別参加も含め、東京でも9名と盛況であった。前後の年次では同期会をしていない年次も多く、これだけ集まる年次も珍しい。

二年振りに会った、結構親しくしていた奴が、それこそその二年前から、タクシー運転手をしていると聞いてびっくりした。もともと会社時代は薬品の学術関係の仕事をしていて、退社後も別会社でその関係の仕事をしていたのだが、年をとっての労働条件ということも含め、運転手を始めたという。もともと運転が好きな奴だったが、その振れ幅は凄いね。彼はもう70歳。まだ続けるという。そういえば最近タクシーに乗ると結構年配の運転手もいるなと感じていた。その決断をした、そして2年続けていることに敬意を表したい。

4/16~21は、クルーズ旅行。今回は、陽春の高知·種子島クルーズだ。

高知は昨年秋のクルーズでも寄港したが、その時はモネの庭に行った。今回はオーソドックスな桂浜に行く。ここに来るのは30年以上振りである。前来た時は、闘犬場に行って、その近くの食堂で食べたカツオがベラボウに美味かった記憶があったが、もう闘犬場は無くなっていた。円形のなんとなく当時を思い出させる場所があったが、ガイドさんに聞いてみたら、まさしくその場所に闘犬場があったそうだ。そのエリアも含め全体的に小奇麗になっていた。

桂浜で竜馬像を見る。大きい。こんなに大きかったか。前見た時はもっと小ぶりだった印象だ。同じ風景でも年齢で大分受け止め方が違う。よくあるのが、幼少期とても大きく見えたものが、大人になって見ると、意外に小さく見えたりする。建物とか道幅とか道のりとか。逆に今回は、若い時に見たものが大きく見えるということで、今回に限らず最近はこういう傾向が強い。物の見え方感じ方は、動物的な力に関係しているのだろう。体力を含め、動物的な力が衰えている証拠だな。少し寂しいけど。

お昼は濱長という料亭で昼食。食後はお座敷遊びのさわりを楽しむ。高知はやはり酒処で、遊びも今回はお酒にからむものだった。まず「可盃(べくはい)」。円形に座り、真ん中で独楽を回し、止まったところの延長にいる人が酒を呑む。独楽には、天狗とかひょっとことかおかめの絵が描いてあり、その絵柄の盃で呑むのだ。その中では天狗の盃が大きく、私にそれが当たってしまい、呑み方も悪くて叱られ(笑)、二杯も呑む羽目になった。

あと「菊の花」。盃をおぼんの上に伏せて、その中の一つに菊の花が入っている。参加者が30人ぐらいいたであろうか。それだけ数の伏せられた盃の乗ったおぼんを持って、「菊の花、菊の花」と芸妓さんが唄いながらお客のもとに行き、盃をひっくり返してもらって、菊の花を引いてしまった人が、それまでの盃分お酒を呑むという遊び。なかなか菊の花を引かないと、呑む量が増えていき、スリリングな展開になる。

高知には芸妓さんが二人しかいないそうだ。当日はその二人で頑張ってくれた。ちなみに舞妓さんは三人いるそうだ。それにしても、東京の新橋とか箱根とかと比べたら、人数が圧倒的に少ないのじゃないのかな。こういった文化の継承も多難だなと思う。

そのあと種子島に寄港した。種子島ももちろん初めてだったが、同時に屋久島のツアーもあったので、そちらの方に参加した。やっぱ屋久島って一度は足を踏み入れたいと思わせる島なんだよね。ただ僅か一日だったので、駆け足のツアーだったな。もちろん島中央にある縄文杉までは、時間も体力も無く行けなかったが、益救(やく)神社、屋久島自然館、千尋(せんびろ)の滝と回って、屋久島の自然を楽しんだ。午後からは雨だったが、それもなんとなく、イメージで屋久島らしいなと思わせて良かった。やはり数日ゆっくりして、落ち着いて島めぐりをしたいね。それともっと体力のある若い時に、縄文杉まで歩きたかった。

あと、船内では、小林明子のショーがあった。懐かしかった。「恋に落ちて」は結構ヒットして、当時スナックでは他のお客さんがよく歌っていたな。ショー翌日の高知下船の時に、エレベーターで偶然一緒になり、少し話をした。気さくな方で、ステージの時も思ったのだが、とても小柄でスタイルも良かった。テレビの時の印象と大分違うな。

とても楽しいクルーズだったが、本当に贅沢だが、なんか短かったね。やはり昨秋13日間を経験したから、とても慌ただしく感じた。ただ女房の身体や私自身のこともあり、この2~3年、身体が動くうちに、存分にクルーズを楽しもうと思っている。この30数年の、私の小遣いでの株の運用益を全てつぎ込んで。

次回クルーズは8月だ。

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