長引く風邪

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久し振りである。パソコンの調子が悪く、メーカーへ修理に出していた。5/8に出して、5/25に戻ってきた。久し振りの理由はそのこともあるのだが、別に、5/13ぐらいから風邪を引き、それが全く治らない。もう二週間。おまけに先週から痛風の発作が出て、まぁそれほど酷くは無く、その腫れのピークはもう過ぎたのだが、それでもまだ足に力を入れると痛い。

最近テレビでやっていたが、原因不明の長引く風邪が流行っているらしく、ヒトメタニューモウイルスというのらしいが、私のはそれかもしれない。咳が今回は酷い。ベッドに横になると、際限なく咳が続く。それも咳をしながらも咳を出し切れない状態が続いて、自分の肺がおかしくなってしまうような錯覚さえ起きる。今までの風邪なら、そんな状態は2·3日もすれば脱するのだが、それが10日以上続く。コロナのニュースの時も感じたが、歳を取ると身体の機能が衰え、特に肺の免疫力が無くなることによる重篤化、死亡が、イメージとしてしっかり想像できる。今回ベッドの中で延々と咳き込みながら、ちょっとしたことで、それこそ誤嚥性肺炎にでもなるのではないかと、心配した。

やっと一昨日ぐらいから、まだ咳は出るものの、のたうち回るような咳は無くなってきた。ずっと家の中にいたので身体の調子がおかしく、気分転換に近くのスーパーとかに外出した。痛風の痛みが残っているが、それ以上にずっと寝込んでいたせいもあり、脚全体に力が入らない。脚の筋肉が明らかに衰えている。そして咳で体力が落ちたせいか、歩いていてすぐ息が上がってしまう。ほんの10分ぐらいの散歩だったが、とても疲れた。ただとても気分は良かった。

そうだな。今の時期、外の空気がとても気持ちが良い。最近、1年を通して暑い日や寒い日が増え、ちょうど良い日が少なくなってきている中、今がとても貴重な、ほど良い気候なのだなとつくづく感じる。こんな時期に寝込んでいたなんて、ああもったいない。でもしょうがないもんなぁ。ここ数年いつも感じていることだが、そして年々その思いが強くなってくるのだが、ベストコンディションの日なんて、どんどん少なくなっているなということ。若い時はほぼ毎日が体調はベストだった。それが歳を取るにつれて、老いとか病気とかで、ベストコンディションの日なんてほとんどない。一応「多少我慢したら普通に動ける」と言う日が半分ぐらいか。そしてその我慢とか普通に動けるといった基準がどんどん変化してくる。これからは、寝込むかそうでないかぐらいを想定しておいたほうが良いのではないか。そして寝込んでいる時以外は、工夫してしっかり行動することが大事なんだろうね。

今回は、一週間ぐらい経ってから、若干収まりかけた咳の合間、ベッドで本を読んだ。原田マハの「リーチ先生」「本日はお日柄もよく」「異邦人」「たゆたえども沈まず」。4日連続で4冊。少し前にNHKで「マグダラ屋のマリア」を観て(再放送か?)、その影響もあり、原田マハの本を買ったが、溜まっていた本も含めまとめて読んだ。どれもこれも読みごたえがあったね。「リーチ先生」と「たゆたえども沈まず」は、どちらも芸術関係の史実に架空の人物を絡ませ、より中身を深いものに見せている。作者がもともとそういった方面の方で、そのせいか説得力のある作品に仕上がっている。私は印象派の絵画が好きで、その中でもゴッホとモネは好きだ。「たゆたえども沈まず」はゴッホ兄弟がメインであり、「異邦人」にはモネの睡蓮が出てくる。「リーチ先生」は陶芸が中心で、少し前から常滑焼に興味がある私にはピッタリである。ま、体調が良くなくても、酷く無ければ本ぐらいは読めることがよくわかり、体調の悪さにあまり焦らない、くよくよしないことにした。

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