先回アップした1/10に、また痛風の発作を発症したが、当初軽い発作だと思っていたのが、かなり酷い状況だ。今日で6日目だが、腫れの方はもともとそれほど酷くないものの、痛みがなかなか取れない。まる五日間、ほとんど寝たきりの状態。とてもストレスがかかっている。
おまけに年末たのんでいたソファーが1/13に届く。痛風の中立ち会う。従来のソファーはイタリア製で良かったのだが、サイズが日本人にとってやはり大きく、奥行きも長く、自然に姿勢が悪くなり腰に負担がかかった。今回、老後用に日本製の(カリモク)のジャストサイズのものに買い替えた。3人掛けのを2人掛け(正式には2.5人掛け)の長さにして、リビングを広く使おうという考えもあった。
「歩き」に関しては、昨年9月の下旬から途中いろいろあったものの、一日平均1万6千歩から1万7千歩ぐらい歩いてきた。ここのところ足腰にも手応えを感じていた。ランナーズハイではないが、歩いていると気持ちよく、全てが好転するような気持にもなっていた。そんな中での今回の痛風の発作で、これだけの期間歩いていないと、一種の焦りというか不安がよぎってくる。
今、「歩き」は私にとって唯一の(オーバーだが)信じられるものだ。そして裏切らないもの。私の場合腰が悪いので、かなり以前から走ることが出来ない。もちろん飛んだり跳ねたりも出来ず、歩くことが、今出来る唯一の運動である。あと10年くらい健康に過ごすために、また足腰や内臓疾患を悪化させないために、「歩き」にすがっている状態だった。その「歩き」が今出来ない。
昔、あるバーで、犬のラベルのついたウイスキーを飲んだ。その時のマスターと、「犬とウイスキーだけは裏切らない」という話をして意気投合した。犬は、我が愛犬もそうであったように、決して裏切らない。私に対していつも直線的に愛情を表現してくれた。どんな状況でも、私が自分(愛犬)に対して愛情を注いでいると信じ切っているのが凄い。当然私もそんな愛犬を決して裏切るようなことはせず、そういった関係をとてもうれしく思っていた。ただそんな愛犬も今はいない。
ウイスキーは、根本的に美味い酒だと思う。酒は日本酒を始め皆美味いと思うが、香りや、グラスに注いだ見た目、そして後味の点でウイスキーに軍配が上がる。もちろん、それは酒だけを楽しむ場合で、食事と一緒にということでいえば、日本酒·ワイン·ビールのほうがしっくりくる。
ウイスキーは基本バーで飲む。まずその雰囲気が素晴らしい。ウイスキーの色と相まって、自分の周り、店全体が琥珀色に包まれる。一時期飲んでいたのが、アイラのラフロイグというウイスキー。スコッチの中でもイギリスのアイラ島で造られるこのウイスキーは、泥炭という自然条件からとてもピーティである。いわゆるヨードチンキの匂い。そしてその臭さが癖になる。私は焼酎は「芋」が好きだが、それも最初はウッとなっても、その臭さが癖になってくるのが良い。一時期10年ぐらいはラフロイグ一本であった。何種類飲んだであろう。50種類は下らないと思う。いわゆる正規のオフィシャルと呼ばれるものだけではなく、ボトラーズと言って、瓶詰業者が蒸留所から買って、独自に熟成させるウイスキーがあって、種類も多く、それらを飲んでいた。そしてそれぞれのラベルのユニークさ。やはりウイスキーは雰囲気で飲むものであり、ラベルを見た時の感性が大きく左右する。
そのうち他のアイラウイスキーやスコッチも飲むようになったが、その話は追々しようと思う。ウイスキーの裏切らないのは、美味しいウイスキーを飲めばとても幸せな気持ちになれるということである。あと価格と美味しさが正当に相関関係にあるということ。ボトル一本何10万円は別にしても、そのラインより下の価格帯は、高ければ高いほど美味いと感じる。昨今ウイスキー市場が乱れていて、特に高い価格帯は、確かに美味いのだが、10倍の価格のウイスキーが10倍美味いとは思えない。そういうジレンマはあるが、ショット数千円ぐらいまでなら、たまには贅沢しようと思う。
ただ、そのウイスキーも飲めなくなってきた。とんと酒に弱くなった。ひところはショット5杯ぐらいは平気で美味しく飲めたが、今は美味しく飲めるのは2杯が限界だな。だからウイスキーも犬同様私から去りつつある。
話は長くなったが、犬とウイスキーのあとの、信用できるもの、裏切らないものであった「歩き」も私から去ろうとしているのではないかと、とても不安になるのである。あと回復には一週間ぐらいかかるのかな。

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