二人の女性

雑記

一気に寒くなって少し体調を損ねかけたが、最近寒さも和らいで秋らしくなってきた。どうせ短い秋だから、なにか行動的になろうと映画や寄席の情報をネットで見ていたら、上野の鈴本演芸場に今月いっぱい蝶花楼桃花が出るという情報が。今でももちろん凄い人気だが、真打に成りたての頃はほとんどチケットが取れなかった。鈴本は昔何度か足を運んだ経験があり、混んでいる経験が全く無かったので、スキットルにウイスキーを詰め、期待を持って乗り込んだ。時間前、10数名並んでいたかな。結局客の入りは40名ほどか。やっぱり平日の火曜日、あの桃花が主任(トリ)なのにこんなものかと驚いた。もちろん空いているのはこちらにとって好都合。ゆったり観ることが出来た。寄席も数年ぶりかな。やはり生の舞台は良い。昔から観ていてお馴染みのロケット団は、上手に最近のネタを盛り込んでいたし、すず風にゃん子金魚も相変わらずの定番の面白さ。今回初めてだったが、林家きく麿が良かった。あの雰囲気は独特だな。他の落語も十分楽しめた。桃花もテレビでは良く観てたが、生では初めて。やはり「花」があるね。普通にかわいいし、しゃべりも上手い。聞いていて真面目で努力の人だなと思った。今回は少し調子が悪かったのか、ネタが前の落語のマクラと被ったのがあり、受けるはずがそうではなかったという面もあったせいか、三度ほどトチった。こちらにとっては別にどうってことないことなのだが、動揺するのが少し見られたね。ホント真面目なんだ。そこは小朝に似たのかな。その真面目さ、健気な姿勢が、おじさん達にとってはまた良いのだと思うけど、ちょっと心配な部分でもある。ここに来るまでを考えるとメンタルは結構強いと思うが、これから先、結構悩むこともあるのではないかな。ただこういう人が最終的に大成するとは思うが。

寄席が終わり、近くの「ぽん多」でカツレツ、イカの刺身で一杯やる。若干料金が高めだが、それが客層を維持しているのだと思う。ゆっくりビール·日本酒を楽しめた。もちろん美味しかった。それにしても平日は良い。まさに退職後の特権だな。人混みの嫌いな私にピッタリである。

話は変わるが、高市新総理とトランプ大統領との会談。マスコミは大絶賛であった。確かに何事も具体的な難題を突き付けられることもなく済ますことが出来、またトランプも上機嫌だったろう。オモテナシとしては最高で、彼女の能力が遺憾なく発揮されたと思う。ただ国の代表同士の会談がオモテナシだけで済ませていいのだろうか。あまりにも媚びへつらいすぎないか。見ていてあまり良い気がしなかったなぁ。彼女の政策はエネルギー問題とか財政問題とか、私にとっては疑問な部分も多々あったが、それでも「日本」「日本人」を当たり前にシンプルに重要視する姿勢は、政治の原点でありとても共感が持て、そして初の女性総理、あるいは世襲ではないという部分では、画期的出来事で応援しようと思っていた。ただ今回のトランプに対しては、もっと毅然とした態度を期待していた。特にガッカリしたのは、トランプの業績を称え、ノーベル平和賞に推薦するという部分。これには呆れ果ててしまった。彼女は靖国参拝を続けていたのだろ。そこで何を学んだのか。物事には大所高所で考えなければならないことがあるが、反面1mmも引いてはいけない部分もある。

二人の応援したい女性。いろいろ考えさせられた。

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