少しずつではあるが、確実に春は近づいている。急に真冬のような日があると天気予報では言っているものの、その日になったらやはり真冬とは違う。ただ寒暖差が激しいのは事実で、この歳になると体調維持は難しい。私は軽い花粉症かもしれないが、この時期、家の中にいてくしゃみや鼻水が出て困ることがある。ハウスダストが原因なのだろうが、ただ普通の体調の時はそういう症状は出ない。多分この時期の寒暖差で、身体が弱り、免疫力が落ちているのだろうと勝手に想像している。
ある意味、歳を取ることと免疫力の低下は、同じことを言っているのかもしれない。それをひっくるめての「体力」ということか。体力低下は抗えない。ただその低下の度合いを少しでも減らすことは出来る。少しでもなだらかに低下していき、最終的に「ソフトランディング」が望ましいな。
3/7は野暮用があり、久し振りに日比谷の帝国ホテルに行く。かれこれ45年ぐらい前、入社して最初は営業だったのだが、当時からこのホテルをよく利用させてもらっていた。それこそ「お上りさん」の私にとって、昔の丸ビルとかこのホテルは東京の象徴であり、憧れの建築物だ。
最近の新しいホテルでも立派なのはたくさんあるが、なんか生理的に馴染めないものが多い。煌びやかなのだが、「足し算」ばかりで単純に落ち着けないのである。ただ帝国は高揚感はあるものの、それが人の心に気持ちよく入ってくる。きちんと「引き算」もされている。それが伝統とか歴史とかいうものだろう。概して、昔造られた名だたるホテルはいいね。品がある。
その日は東京フォーラムで、「大江戸骨董市」というフリーマッケットが開催されていた。定期的にやっているそうだが、私は初めて。かなりの規模で賑わっていた。それにしても外国人の多いこと。外国人(特に白人)はこういうのが好きみたいだね。
個人的には最近物欲が無くなってきて、というか「断捨離」で逆に小物を始末している最中なのだが、それぞれのブースを覗くという行為は好きである。いろいろ特徴があって華やかで面白い。食器などで感じの良いものが多々あった。少し心が動いたが買うまでには至らなかったな。何か買うとしたら、同時に今ある何かを捨てようと思うのだが、それらとの天秤の問題。大きな家ならたくさんモノが置けるのだが、まぁそれだって、持っているだけではなく使わなくては意味がない。そして使う頻度が、歳を取るにつれてどんどん減ってくる。そちらの方も身体同様「ソフトランディング」だね。

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